第3回 「 工事ってどうやるの? 」
~①屋内直線型の階段昇降機設置のケース~
投稿日:2013年 12月 16日
こんにちは!
今週も沢山の階段昇降機のお問合せありがとうございます。
皆様のご愛顧に感謝し、コールセンターの女性スタッフ、営業担当共々、 迅速かつお客様目線の提案を心がけ、さらに階段昇降機の普及に努めます!
それでは本日の本題にまいります。
-階段昇降機設置工事についてのお問合せ-
主に、お客様のお問合せや疑問にお答えする事を本ブログのテーマにしていますが、 意外と多い疑問が、「工事の流れや注意事項を知りたい」とおっしゃられるお客様です。
実物の階段昇降機を見た事もないという方も多くいらっしゃいまして、
「(必要だから設置したいとは思うけど)工事がたいへんなんじゃないか?」
「工事現場にあるようなおおきな工事車両がたくさんくるの?」
「騒音は?近隣には挨拶しておいた方がいい?」
「階段や周辺は汚れる?」
「材料はどの程度現場で切断するの?」
「どの程度まわりを片づけておけばいいの?」 といった、ちょっとしたご不安を持たれている事もあるようです。
そこで本日は、 2012年10月に階段昇降機を導入いただいたお宅の工事の流れをご紹介したいとお思います! 今回は屋内直線型の階段昇降機設置(商品名sec9k)の工事の流れです。
-準備から設置工事、試運転まで-
まず、当社取扱いのスギヤス社の階段昇降機のパーツは昇降機本体とレールがあり、 基本的に本体とレール共にメーカの工場で製作を行い、材料を搬入し現場で(一部レール切断等行い)取り付けを行います。
製作の前の段階として、 お見積もり(下見を含む)やレールの設計がありますが(工事までの流れ http://www.fukushi-lift.com/flow/) 、
現場での最終確認として、その下見や設計に不備が無かったか、現場に搬入したレールが正確に取り付けられるものか、角度、蹴上げ、踏面等(各お宅で寸法が異なりますので、)この段階で確認を行います。
製品確認中(角度や寸法を確認しています)
製品確認中(この段階では階段への固定は行いません)
製品確認中(レール長さを確認しています)
直線型の階段昇降機のレールは標準寸法があり、標準を超える長さの階段は2つ以上に 分けて取付を行います。レール取り付け、本体取り付けを行います。
レール長さ調整中(このレール切断専用カッターでレール長さを調整/切断します)
レール長さ調整中(汚れや粉塵を残さないよう、梱包材をひいて切断を行います)
レール長さ調整中(施工スタッフと搬入車両です。設置当日はだいたい1~2名の担当者が1台の車両で伺います)
レール長さ調整中(レールに傷や汚れがつかないように、またカッターで地面を傷つけないよう支えています)
レール長さ調整中(レールと直角に専用カッターを入れていきます。)
その他確認中(ブラケット数など確認します)
レール設置準備中(確認、長さ調整が終わったら事前に取り付けられる部分は取り付けておきます)
レール設置中(上下のレールを継いでいます)
レール設置中(レール部分です。駆動方はラックピニオンといって、 円形歯車(ピニオン)と平板状の棒に歯切りしたもの(ラック)を組み合わせたものです)
レール設置中(階段昇降機用の電源を奥の部屋から引き込んでいます。本体は一般家庭の100Vで稼働します)
本体設置中(本体側のジョイント部分を調整しています)
本体設置中(本体/シートを取り付けます)
本体設置中(設置完了後、試運転を行います。)
本体設置中(2階に試運転、収納確認してお引渡しです!)
階段昇降機設置の簡単な流れをご覧いただきましたがいかがでしたか?
できるだけ事前の準備を行うので、現場での作業時間は早ければ4時間程で完了することもありますが、 作業時間については階段形状や取り付ける階段昇降機自体、天候、現場周辺の状況によってまちまちではありますので、 直線型の階段昇降機でおおむね半日といったところでしょうか。
近隣への挨拶や搬入車両の駐車スペース、後片付けなどは全てこちらで管理しておりますのでご安心下さいね。
本日はこれで以上です。 もしよろしければ他にも色々と設置事例がありますのでご覧下さい!
(設置事例 http://www.fukushi-lift.com/case/ )
近日中に、曲線型の工事の流れもご紹介させていただきます! それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
次回は、
第4回 「 緊急時にはどうすればいいの? 」 ~①自分で不具合箇所の確認もできる!
~をお送りする予定です。
東京営業所新原
(お問合せは「階段昇降機の福祉スタジオ」フリーダイヤル 0120-360-730 まで!)