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施設介護から在宅介護へのシフト

投稿日:2015年 10月 20日

福祉スタジオ東京営業所新原です、こんにちは!

 

 

本日は施設介護から在宅介護へのシフトについてブログを書かせていただきたいと思います。

 

 

ひと昔前、介護と言えば老人ホームへの入所をといったイメージはありませんでしたか?

 

 

平成12年(2000年)4月1日から施行された日本の介護保険によりその形は大きく変わっていきました。例えば高齢者の施設といっても介護保険の中にある特別養護老人ホームやグループホーム、介護保険に属さない民間の有料老人ホームなどがあり、施設だけでなく住み慣れた自宅に住み続けながら地域の介護サービスを自宅で受けるといった在宅介護も現在ではあたりまえになりました。

 

 

高齢者人口の変化、国の予算の形など情勢や制度の変更に伴って現在では在宅介護の重要度は増しつつあります。

 

 

2014年の診療報酬改定では病棟機能毎に在宅復帰率が設定され、早期退院、在宅復帰への道筋が示されました。
退院後も長期療養を必要とする高齢者は今後増加し、在宅では住環境の整備を退院、対象前から他職種連携で取り組む必要があります。

 

 

現在介護保険には様々な在宅サービスがありますが、在宅でのサービスを受けるにしてもまず生活環境の基盤整備が重要になる旨は先述の通りです。

 

 

特に都市部に見られる3階建て戸建て住宅はリビングや台所など生活の基盤がにかいに設置されている場合が多く階段の昇降は日常生活に欠かせません。
また掘り込み車庫を有する土地に建つ住宅はも同様に階段の昇降は日常生活に欠かせません。

 

 

階段の上り降りがこんなになると、例えば寝室をリビングや台所の風呂へ移動、また浴室、トイレを進出フロアへ移すといった方法が検討されます。
または住宅の建て替え、引越しに伴う住み替えなど大きな投資を行って高齢期における生活環境の改善を図る方もいらっしゃいま
ただ、階段昇降機があれば住みなれた生活環境を変えることなく安全で安心な生活基盤を手に入れることができます。そのため、ここ数年一般家庭でも階段昇降機を導入されるお宅が増加しています。ブログを読んでいただいている皆様の中にもどこかで階段昇降機を導入したお宅をご覧になられたことがあるのでは無いでしょうか。

 

 

当社福祉スタジオとしては生活環境を変えない、安心安全を獲得できる階段昇降機の普及にこれからも努めていきたいと思います。

 

 

本日のブログはこれで以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

福祉スタジオ東京営業所新原


第39回 「 介護保険、階段昇降機、リフト等最新ニュース 」
~②国際福祉機器展のポイント~

投稿日:2015年 10月 13日

こんにちは、福祉スタジオ東京営業所新原です!
本日は10月12日水曜~14日金曜に東京お台場のビッグサイトでで開催された
国際福祉機器展について記事を書かせて頂きたいと思います。
国際福祉機器展
国際福祉機器展は一年に一度、介護福祉に関わる機器、用品の最新商品が一堂にかいする展示会です。
展示会中は制度についてのセミナーなど多様なイベントが催されます。
https://www.hcr.or.jp/
当社も機器、用品の最新動向把握の為、スタッフが毎年参加しています!
今年も多くの新商品の展示がありましたが、特に気になったカテゴリーは、
・ロボット商品
・アクティブシニア向け商品
・システム商品
・モビリティ商品
・アナログ商品
・特殊な病気に対応した商品 等
です。
-ロボット商品-
あらゆる業種で躍進しているロボット関連の商品ですが、介護業界でもそれは同様です。
移動を支える自助具や車いすのロボット化商品から、排泄を全自動サポートするロボットまで様々です。
開発されたばかりの商品は販売価格が高止まりせざるをえないものも多くありますが、
ニーズとマッチして普及が進めば、便利なロボットが比較的安価に一般家庭に普及し、
介護を必要とする方の生活がより自立し、便利になっていくと思います!
-アクティブシニア向け商品、モビリティ商品-
国の推進もあり、今後アクティブシニアの病気や老衰の予防、機能回復を含めたリハビリ、
アクティブシニアのニーズに合わせた商品のリリースがより多くなってくると思います。
ここのカテゴリーではより多様なニーズ、嗜好性をポイントに商品開発が行われているようで、
個人的には毎年沢山の新商品が発売される健康食品や、歩きながら尿漏れ対応できる
小規模な尿タンクなどがきになりました。
当社の取り扱う階段昇降機も、バリエーションが増加していました!
-システム商品-
業務効率化、ひいてはよりホスピタリティの高い高齢者施設の運用や在宅での見守りなどは
システムの導入も欠かせないポイントです。
特に今やほとんどの人が持っているスマートフォンと連動した介護、見守り、事故の予防、
介護情報の共有が可能になります。
介護負担を軽減することも、福祉用具、機器の大きな役割です。
-アナログ商品-
アナログ商品のバリエーション増加も欠かせないコンテンツです。
例えばいかに介護環境がロボット化、システム化しても、
在宅環境を支える家具、什器の多くはアナログな商品のままである場合が考えられるからです。
展示商品の中に、円卓を分割し、要介護者様が座るテーブルごとに高さを調整でき、
全ての人が食べやすい最適な高さのテーブルで食事ができるという商品がありました。
介護にかかわる企業として、
今後も情報収集、情報配信に努めたいと思います!
本日は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
福祉スタジオ東京営業所新原


第30回 「 介護保険、階段昇降機、リフト等最新ニュース 」
~①医療、介護法成立~

投稿日:2014年 6月 23日

おはようございます!

 
本日はブログ「 介護保険、階段昇降機、リフト等最新ニュース 」シリーズ第1回の投稿です!
本日は、先週のニュースについてのまとめを投稿したいと思います!

 
6月18日の参院本会議で、「医療、介護法」が可決、成立しました。
これは増加し続ける介護保険費用を抑制、補填する目的で介護保険の自己負担を一部引き上げる等の
内容を盛り込んだものです。

 
参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000075-jij-pol

 

ブログ29_140623

単位:兆円

 

-医療、介護法骨子-

 
・在宅医療の充実などに向け、基金を都道府県に新設
・年金収入280万円以上の人の介護保険の自己負担を1割から2割に引き上げ
・特別養護老人ホームへの入所用件を新規については要介護3以上に限る
・訪問介護と通所介護を市町村事業に移管
・医療死亡事故の第三者機関への届け出などを義務付ける仕組みを新設

 

-様々な意見-

 
・限られた財源で増え続ける介護費用をまかなうため、ある程度の痛みを伴う施策はやむを得ない
・要支援者向けの介護保険サービスの一部を市町村へ移管する内容になっているが、その点については政府からの具体的な支援策は明らかにされていない
・特養入所条件を要介護3以上に限定することに伴う不安感、この部分を補う構想である地域包括ケアシステム
(24時間巡回、往診、訪問看護などで住み慣れた地域に住み続ける為の介護システム)が地域に行き届かなければ
計画倒れになることもありえる

 

たしかに福祉先進国と言われる北欧諸国は消費税が25%(日本は現在5%から増税が実施され8%)だったりと、
財源がまとまっている点もあり、安定的な福祉環境が整っているといえますね。

 

それに対し、消費税などの引き上げをできるだけ抑えながらも待った無しである更なる高齢化に対応した
福祉環境つくりが求められる局面だと思います。

 

今後も本ブログを通して国内の施策を中心に注視していきたいと思います!
本日の投稿はこれで以上になります。

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます!

 
東京営業所新原
(お問合せは 「階段昇降機の福祉スタジオ」フリーダイヤル 0120-360-730)


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