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第30回 「 介護保険、階段昇降機、リフト等最新ニュース 」
~①医療、介護法成立~
投稿日:2014年 6月 23日
おはようございます!
本日はブログ「 介護保険、階段昇降機、リフト等最新ニュース 」シリーズ第1回の投稿です!
本日は、先週のニュースについてのまとめを投稿したいと思います!
6月18日の参院本会議で、「医療、介護法」が可決、成立しました。
これは増加し続ける介護保険費用を抑制、補填する目的で介護保険の自己負担を一部引き上げる等の
内容を盛り込んだものです。
参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000075-jij-pol
単位:兆円
-医療、介護法骨子-
・在宅医療の充実などに向け、基金を都道府県に新設
・年金収入280万円以上の人の介護保険の自己負担を1割から2割に引き上げ
・特別養護老人ホームへの入所用件を新規については要介護3以上に限る
・訪問介護と通所介護を市町村事業に移管
・医療死亡事故の第三者機関への届け出などを義務付ける仕組みを新設
-様々な意見-
・限られた財源で増え続ける介護費用をまかなうため、ある程度の痛みを伴う施策はやむを得ない
・要支援者向けの介護保険サービスの一部を市町村へ移管する内容になっているが、その点については政府からの具体的な支援策は明らかにされていない
・特養入所条件を要介護3以上に限定することに伴う不安感、この部分を補う構想である地域包括ケアシステム
(24時間巡回、往診、訪問看護などで住み慣れた地域に住み続ける為の介護システム)が地域に行き届かなければ
計画倒れになることもありえる
たしかに福祉先進国と言われる北欧諸国は消費税が25%(日本は現在5%から増税が実施され8%)だったりと、
財源がまとまっている点もあり、安定的な福祉環境が整っているといえますね。
それに対し、消費税などの引き上げをできるだけ抑えながらも待った無しである更なる高齢化に対応した
福祉環境つくりが求められる局面だと思います。
今後も本ブログを通して国内の施策を中心に注視していきたいと思います!
本日の投稿はこれで以上になります。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます!
東京営業所新原
(お問合せは 「階段昇降機の福祉スタジオ」フリーダイヤル 0120-360-730)