第12回 「 工事ってどうやるの? 」
~②屋内曲線型の階段昇降機設置(フロー)のケース~
投稿日:2014年 1月 27日
こんにちは!
早いものでもうすぐ1月も終わりですね!
寒い日が続いている為か、インフルエンザとノロウイルスが広がりをみせていますのでお気をつけください!
本日はブログ「 工事ってどうやるの? 」シリーズの第2回の投稿です!
もしよろしければ、第1回の投稿と比較してご覧下さい。
参考
ブログ「 工事ってどうやるの? 」~①屋内直線型の階段昇降機設置のケース~
今回は昨年末2013年12月に広島県広島市でご導入頂いた屋内曲線型の階段昇降機設置のケースをご覧頂きたいと思います。
当社はあらゆる階段に設置可能なように、屋内曲線型だけでも数種類の商品ラインナップがありますが、今回はティッセンクルップ社のフローという商品になります。
フローは海外製品特有のデザイン性と、どのような階段にも設置可能な施工性が特徴です。
複雑な階段に伴うレール設計、制作に対応する為、デンマークにある工場での製作後、日本へ輸送し設置を行う形になります。
参考 フロー商品詳細
-工事の流れ概要-
まず、ティッセンクルップ社の階段昇降機(商品名フロー)のパーツも主に昇降機本体とレールからなり、材料をお客様のお宅に搬入し(一部レール切断等行い)取り付けを行います。
下見や設計に不備が無かったか、現場に搬入したレールが正確に取り付けられるものか最終確認を行います。
その後レールを階段に据え付け、本体をレールに設置し、試運転を行います。
-工事の流れ詳細-
お施主様のお宅は路地に面した敷地に建つ3階建ての住宅です。
資材搬入車両が現場に到着しました。
階段昇降機を設置する階段はこちらです。
駐車場や庭、玄関先をお借りして荷解きを行います。
レールは搬入の為裁断部品毎に梱包されています。
本日は複雑な曲線階段である事、1~3階への複層階設置である事をふまえスタッフ3名で設置を行います。レールに傷をつけないよう細心の注意を払いながら室内へ運び込みます
仮置きして設置位置確認と電気関係の調整を行います。
レール毎にジョイントを挟みながら接続していきます。
これを繰り返し接続と仮置きが完了しました!
全体の位置調整を行います。
各部の角度を計測して図面と照合します。
壁からの距離を確認、調整します。
レールの位置が決まったらボルトで階段に据え付けます。
レール設置後、階段昇降機本体を設置し、試運転を行います。レールはラック&ピニオン方式といい、レールで本体を固定しながら、穴の開いた部分に歯が食い込みながら昇降します。
シートを本体へ設置します。
電気配線の接続も完了しました。
最終的な試運転を何度も行い、不具合がないか確認を行います。
完成しました!引渡しです!
本体正面左下にある赤いつまみはリセット&電源&非常降下装置です。
上段が設置前、下段が設置後の各部の写真です!
熟練の施工スタッフが施工を行うので、複雑な階段昇降機の設置もスムーズでした!
いかがでしたでしょうか?
階段昇降機の導入をご検討になられる場合の参考になればと思っています!
本日の投稿は以上になります。
最後まで読んで頂いてありがとうございます!
次回は、
「 なぜ、階段昇降機が必要なの? 」~②在宅ニーズの高まり~
をお送りします。
階段昇降機は嗜好品のようにカテゴライズされることもありますが、住まい方、暮らし方の変化に伴って必需品になりつつあるという現状をご覧頂いたいとおもいます。
東京営業所新原
(お問合せは 「階段昇降機の福祉スタジオ」フリーダイヤル 0120-360-730 まで!)