< 第5回 「 スタッフの一日 」
~①広島市総合リハビリテーションセンターでのセミナー~ |
本年もご愛顧頂き、誠にありがとうございました! >
第6回 「 介護をもっと楽にするための方法は? 」
~①老老介護のご家庭と、障がいをお持ちの方が増えています~
投稿日:2013年 12月 27日
こんにちは!今年も残すところ5日となりました!
年末のお忙しい中ブログを読んでいただいてありがとうございます。
今年のブログ本編はこの投稿で最後となります。
当ブログも開設から早6回目の投稿です!
階段昇降機や障がいをお持ちの方の生活の中で、
「こんな事知りたい!」
「こんな時どうすればいいの?」
といった、 階段昇降機の福祉スタジオブログで取り上げてもらいたい点がありましたら、お気軽にメールフォームよりお問合せ下さい!
それでは本日の本題に入らせて頂きたいと思います。
-「 介護をもっと楽にするための方法は? 」シリーズ-
当ブログの主題は当社取り扱い商品である階段昇降機についてのブログとなっております。
ただ、階段昇降機以外にも、介護環境をサポートする設備があり、それらを取り巻く環境、それら設備の導入の意義などを、少しづつご紹介したいと思いました。
というわけで、本日からブログ「 介護をもっと楽にするための方法は? 」シリーズをはじめさせて頂こうと思います!
まずは2つのデータをご覧頂きたいと思います。
-老老介護の方の割合-
平成22年国民生活基礎調査によると、 65歳以上の高齢者が高齢者を介護するいわゆる「老老介護」の割合が、 親族が同居して在宅介護を行っている世帯の推計45.9%に上ることが分かりました。
つまり、介護をしている家庭の半数が老々介護です。 そして、この割合は増加する傾向にあります。
老老介護は、夫婦や家族が共倒れする危険性や介護疲れによる心中事件もあることから大きな社会問題となっています。
老々介護の割合の推移
出典:厚生労働省平成22年国民生活基礎調査の概況
-障がいをお持ちの方の人数-
平成18年身体障害児・者実態調査等によると、 身体的な障がいをお持ちの方の人数は平成8年124.6万人から平成18年の357.6万人に増加し、 知的な障がいをお持ちの方の人数は平成7年29.7万人から平成17年41.9万人に増加しています。
身体的、及び知的障がいをお持ちの方の数は増加しています。 そして、この数は増加する傾向にあります。
障がいをお持ちの方の数の推移
出典: 身体障害児・者のうち、在宅者は、厚生省「身体障害児実態調査」及び「身体障害者実態調査」(平成8年) 並びに厚生労働省「身体障害児・者実態調査」(平成13年、平成18年)等 知的障害児・者のうち、在宅者は、厚生省「精神薄弱児(者)基礎調査」(平成7年) 及び厚生労働省「知的障害児(者)基礎調査」(平成12年、平成17年)、 施設入所者は、厚生省「社会福祉施設等調査」(平成7年)及び厚生労働省「社会福祉施設等調査」(平成12年、平成17年)等
-2つのデータより-
老老介護、障がいをお持ちの方についてデータを見ていただきました。
毎日の生活の中ではあまり気づくことは難しいですが、 たしかに20年前に比べ、老老介護の方々は増えたように感じます。
2つのデータを見て頂いたのは、 今後さらに「介護の負担」が「増加」するという事実を知っていただきたかったからです。
高齢で介護が必要になったおじいちゃん、 年齢は若いけれど障がいを持った女性など。 彼らを家族や周囲の方が支えなくてはいけません。
ただし、介護疲れで起きる共倒れは予防しなければいけません。
介護を楽に、安全に行いながら、できるだけ自立した生活を送ることができるようにすべきかと思います。
そのためにどうしたらいいかという視点に立って、 次回(2014年最初になります)の投稿
「 介護をもっと楽にするための方法は? 」~②天井走行リフト~
をお送りする予定です。 「 介護をもっと楽にするための方法は? 」というお問合せについて、 具体的な方法の一つをご紹介させて頂きます!
本日は以上になります。 最後まで読んで頂いてありがとうございます!
<冬期休業のお知らせ> 冬期休業につきまして、下記の通りご案内申し上げます。 2013年12月29日(日)~2014年1月5日(日) (2014年1月6日(月)より通常通り営業致します。)
東京営業所新原 (お問合せは 「階段昇降機の福祉スタジオ」フリーダイヤル 0120-360-730 まで!)